ビジネスルールマネジメントシステム(RBMS)とは?
ビジネスルールマネジメントシステム(Business Rule Management System)とは、ルール(診療基準など)に照らし合わせて
複雑なチェックを自動的に行うコンピュータ・システムのことです。
頻繁に発生が予想される法定改定にもルールを見直すことにより驚くほど速やかな改定対応が可能です。
モデリング型ビジネスルール管理システム Corticon(コーティコン)
開発費用の大幅削減!
自動点検モジュール使用の開発の場合
開発ステップ数が、Javaと比べて1/10から1/20になります。
(例)139ルールを自動点検モジュールとJavaプログラムの場合でステップ数を比較すると、
人工知能ビジネスルール:Javaプログラム=139ステップ:1824ステップ
約93%少ないステップ数で対応が可能となります。
従来のルール開発 | 仕様書化 → ルール環境の作成 → コード化 → テスト → 統合 → デプロイ ※論理性チェックと業務内容テストの繰り返し 完成されたシステムはエラーと性能問題を含む。 |
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自動点検モジュールのルール開発アプローチ | モデル化 → 統合 → デプロイ 完成されたシステムは品質の高いルールで高い性能を持つ。 |
運用費用の大幅削減!
運用フェーズで改修工数が従来のスクラッチ開発に比べて55%削減!
理由
⇒従来のスクラッチ開発:ルールベース開発=100:45
工数削減の要因
①ルールを修正する担当が詳細設計と製造単体テストができるため、設計者と開発担当者とのコミュニケーションロスが発生しない
②局所化された修正影響範囲の論理分析が容易にできる
③テスト機能のテストシート再利用で回帰テストが容易にできる
④開発ステップ数がルールの場合、1/10から1/20になる
ルールの簡単な確認が可能
他のツールと比較し、特に人工知能ツールは完全性(網羅性)の論理チェックの自動処理が優れています。
初期デザイン時点で、完璧な論理性チェックを行うので、手戻りなくテスト等の作業時間を大幅に短縮します。
モデリング検証機能 | 検証機能の説明 |
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曖昧性の確認 | ・同じ条件でアクションが異なる【曖昧なルール】をみつけ、完全なものにするための機能。 ・曖昧さを含むルールはピンク色で表示され、容易に曖昧性の要因を把握することができる。 |
完全性の確認 | ・完全性の確認は、すべての条件における値の数学的な組み合わせをすべて計算。 ・新しいルールとして自動的に条件の定義されていない組み合わせを追加。確認された新しいルールは緑色で表示される |
論理的ループの確認 | ・ルール間の相互作用でループ状態になることがあるすべてのルールをチェックし、ループする可能性の有無をチェック。 |
(Progress® Corticon™は、米国Progress Software社およびその関連会社の製品群です。)
レセプト自動点検システム Meri(メリ)
電子レセプト自動点検
TMMCのシステム構築技術と独自のレセプト点検ノウハウを組み合わせたことにより、
高い点検ノウハウを実現したコンピュータシステムで自動点検とインタラクティブ(対話型)点検のコラボレーションシステムです。
システム内容 | 政府のレセプトのオンライン請求を義務化したことに対応した 電子レセプトの点検や再審査を行うオンラインシステムです。 |
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特徴 | ・コンピュータシステムと先進のソウトウェアテクノロジーによる自動点検で 低価格を実現 ・継続的なソフトウェアの改良により、点検品質は今後も向上し、 毎年の医療制度改正(診療報酬改定等)に対して迅速に対応します。 ・医科・調剤レセプトの突合点検や、最長24ヶ月の縦覧点検も可能です。 |
点検内容は、以下のとおりです。
対象レセプトと点検方法 | ⇒ | 点検内容 |
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医科レセプトの単月点検 調剤レセプトの単月点検 医科レセプトの縦覧点検 医科・調剤レセプトの突合点検 |
固定点数 診療行為と傷病名、医薬品と傷病名の関連 医薬品と使用量・期間の適正 診療行為と医薬品・特定器材の関連 診療行為内容間の関連 毎月発生レセプトに対して最長24ヶ月の縦覧 期間及び投与量に制限のある投薬、 検査等のチェック (例:小児特定疾患カウンセリング科) |